椿りつの忘備録

椿りつの学びの記録や気づきをまとめたブログです。

月と液体生命体のお話をつくるために考えたこと

月が一番地球に近づく近点月は、約27日おきにくりかえされる。

月に関するエトセトラ

1、『月震』潮汐による月震が14日と206日の周期でおこることを利用する。
  月の表面から700kmのところで起こる、弱い。E総量は地球の1/1000億


2、『重力異常』月の重力には大変偏りがある。月の内部が固いからこの状況がある。
  表側では海の部分の重力が強い。
  (表側)海を作っている溶岩が、周りよりも密度が高い。
  (表側)推定される溶岩の厚さは8kmもある。
  (裏側)重力が弱いクレーターがある
   総じて、重力の重い側が地球に向いている。

3、表面から800kmは完全な個体。中心から700kmは完全に溶解

4、温度:表面14日周期で125c/−170c
     深さ1m下は常に−30度 計算すると深さ300mでは1000度

5、体積1/50・密度6割・質量1/81(地球と比べて)

6、クレーターの成因:起伏のある陸(圧倒的に多い・クレータ内岩石年齢46〜38億年)
           起伏のない海(あまりない)

7、海の成因:溶岩が作る比較的平ら。クレーター少ない。
       概ね円形。39〜32億年前に月の内部から出た溶岩。そのときに衝突していた
       クレーターは溶解してしまった。黒いのは、鉄やマグネシウムを多く含む玄武岩だから。

8、隕石衝突頻度:今から40億年前までに集中して起こった。

9、波ウサギ。潮汐の波頭にうさぎに姿を変えて、まずは海へ。そのあとに月へと赴く。

10、月の出没:星空の中を1日に角度で13度いどうする。複雑。神出鬼没。

11、春の三日月の皿にはスープがたくさん入る。秋の三日月の皿からは全部こぼれてしまう。
   傾きも季節によって変化する。

12、低い空は気流が悪く見えにくい。30度以上のときに見る。
   望遠鏡の倍率は80倍程度が望ましい。100倍を超すと月の高度に関係なく、気流の悪影響を受ける。

13、上弦の月前後は、クレーターが多い場所が欠けぎわになり、クレーターの見頃

14、月の影は老婆。木が生えている。ハトムギと稲の身が実る。一話の小鳥がとまった拍子に
   地上に実りが降り注いだ。人間のものになった。

15機織り女。インドネシアからポリネシア糸を紡ぐ女性。

16、正月の月見で首の影がなかったら、その年のうちに死ぬ。(影占い)

17、月待ち行事:宮沢賢治の童話:26夜待ち:人間の子供に両足を折られたクロウの子
   を横たえて、人間への仕返しを訴える若いフクロウを諌めるフクロウの坊さんの講釈
   の中、26夜の月がのぼり、月から出た雲に乗った写真菩薩がその子を迎えに来る。

18、魔女のアイテム:魔女の護符には三日月。水槽級で占うとき、正否は月の位相に関わる。
   大釜を使うときは銀貨を沈めて月に見立てる。なんでも映る鏡は月が見える時間に作り、
   年三回は月光にさらさなくてはならない

19、人狼伝説は日本には存在しない。16世紀ヨーロッパではレカントロピイといい
   自分が動物に変身したと信じ声や食べ物まで変わってしまう病気であるとして
   多くの人が裁判にかけられ殺された。

20、冥きより 冥き道にぞ入りぬべき はるかに照らせ 山の端の月

21、星夜の思い 月の杯

22、上田敏海潮音

23、堀口大学『月下の一群』『月光とピエロ』

24、金子みすゞ『晝(ひる)の月』

25、「冬木の月あかり寝るとする」(種田山頭火・『草木塔』)

26、『月長石』ウィルキー・コリンズ

27、『月夜と眼鏡』小川未明

28、『私を月まで連れてって!』竹宮恵子

29、『ノーマン』手塚治虫

30、『月見座頭』(『月見砂糖』って変換された。字面かわゆす。)

31、『象徴の烏賊』生田春月

 

                 
   重力の低い月で聞くからこそ楽しい音楽。
   波形の影響も、月と地球では、耳に楽しい音楽が異なる。
   2週間ごとに昼と夜を繰り返す。


  書き手は結論を明確に抱いて、それを伏せる。
  月での暦、カレンダーの(12節気などの)作成・地球の見え方のシミュレーション。
  砂漠。月は石ばかりの環境。比較的強い植生の竹や笹が繁茂していて、まさに竹取の世界。
  というコロニーがある。日照の強すぎる暦では、日を遮る

 楽しさだけでなく、恐怖を奮起させる。怒りをにじませる。その時の社会的背景。
 「そのとき面白いもの」「いつでも面白いもの」をどう狙うか。
  その時面白いもの: お笑いで流行っているコンビなど。
  いつでも面白いもの:伝統的なスタンダードな衣装・ギリシア悲劇・客席との距離
            間の取り方・音楽(小鼓・笙・笛・拍子木)


 物語の結論:自分なりの立脚点にたてたことで、相手を手放しでは認めないまでも、
    親を祝福しようと試みるマモル。
          (参考:ウェストールの『かかし』の親子関係)

 読者は読み終わった後、どういう感情を持っているか。
   →心から、ここにいる人物一人一人がそれぞれ納得する行動をして、
    いまここの関係性に極まったのだと納得できて、この世界に強い肯定感が生まれている。
    物語の結末に満足していてほしい。

挑戦:伝統芸能が地球に伝わり宇宙で育まれ、進化したという設定。
   室町から続いている能や歌舞伎が現在まで発展したように、
   地球の文化を懐かしむ人たちがフィジカルな場面として月面としては贅沢な環境を
   作って楽しむことに特化した、五百年の伝統芸能サーカスを描く。文化の宇宙転移と
   地球上での模倣性との模倣具合の差異の確認。



  地球と軌道エレベータ軌道エレベータのターミナルから月まで。月への軌道エレベータは近点日期間限定で
  月旅行推進週間。→軌道エレベータについては勉強が足りなすぎてハードなSF者から見るとあまりにも穴だらけ

  で読みづらいらしい。


***
  〇〇になって2.3時間、どんな気持ちがしたかメモしていく。

 →2、3時間とか無理だった。静かなところでひとりで15分タイマー計って

  紙に書き出していったほうが良いかも。
  スタート:今から朝にかけて:雨になってみる。

 

 

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